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農地転用の自己申請と代行|手続きと必要書類の完全ガイド

  • イット建築研究所合同会社
  • 2025年7月23日
  • 読了時間: 13分



▶︎1. はじめての農地転用|自己申請と代行の基本を知ろう



1.1 農地転用の基礎知識:「自己申請」と「代行」の違い

農地転用とは、農地を宅地や駐車場、店舗用地など、農業以外の用途に変更することを指します。

これは法律上の「用途変更」にあたり、無断で行うと違法となるため、必ず事前に届出や許可申請が必要です。

農地転用には大きく分けて「自己申請」と「代行申請」の2つの方法があります。


  • 自己申請:自分で書類を準備し、役所や関係機関へ手続きを行う方法

  • 代行申請:行政書士や建築関連の代行業者に手続きを依頼する方法


それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分に合った方法を選ぶことが大事です。 

どちらが正しいということではなく、「どちらが向いているか」を見極めることが成功のポイントです。


1.2 届出と許可の違いをしっかり理解しよう

農地転用の手続きには「届出」と「許可」の2種類があります。

この違いを知らずに手続きを進めると、思わぬトラブルに繋がることも。


以下に、簡単な比較をまとめました。

区分

内容

該当区域

手続きの性質

届出

転用事実を届け出るのみ

市街化区域の農地

比較的簡単・審査は不要

許可

転用する許可を受ける

市街化調整区域など

審査あり・要件を満たす必要あり


たとえば、市街化区域内の農地を駐車場にしたい場合は届出で済みますが、市街化調整区域の農地を宅地にする場合には、開発行為としての許可申請が必要になります。


よくある失敗例としては、

  • 区域の判定ミスで「届出」で済むと思い込んでいた

  • 調整区域なのに、事前に申請せず工事を始めてしまった


こういったケースでは、工事がストップしたり、是正命令が出ることもあります。

手続きをスムーズに進めるには、まず自分の農地がどの区域にあるのか、そして「届出」か「許可」かをきちんと調べることが大事です。



▶︎2. 農地転用を自己申請で進める場合の方法と注意点



2.1 自己申請のメリットと向いている人の特徴

農地転用を自分で手続きする最大の魅力は、費用を抑えられることです。

行政書士や代行業者に依頼する場合、案件によっては10万円以上の費用がかかることもあります。

自己申請であればこの費用が不要です。


また、制度の理解が深まり、自分の土地の状況や地域の開発方針に詳しくなれるのもメリット。

農地転用後の活用プランにも納得感が生まれやすくなります。


自己申請が向いているのは、こんな人です。


  • 役所の窓口での相談や調査に抵抗がない

  • 土地の所有権や登記の状態が明確

  • 市街化区域内で、比較的単純な届出で済む案件

  • 工事や利用開始までにある程度の余裕がある

  • 法務局や市役所の対応に慣れている、または学ぶ意欲がある



逆に、以下のような人は自己申請には向いていません。


  • 平日は忙しく、役所に行く時間がない

  • 書類の準備や手続きに自信がない

  • 土地が調整区域にあり、審査が複雑

  • 他人名義や共有地など権利関係が入り組んでいる


「お金をかけたくない」だけで自己申請を選ぶと、かえって時間も手間もかかってしまうことがあるので注意が必要です。


2.2 自己申請の流れと必要な書類一覧

自己申請の手続きは、以下のようなステップで進めます。


  1. 土地の所在地・用途地域を確認 

     → 市区町村の都市計画課などで、「市街化区域」か「市街化調整区域」かを確認します。


  2. 地元の農業委員会に相談 

     → 転用目的や土地の現況を説明し、必要書類の案内を受けます。


  3. 必要書類の収集と作成 

     → 自分で役所・法務局などをまわって書類を準備します。


  4. 届出または許可申請の提出 

     → 農業委員会または市町村を通じて申請します。


  5. 現地確認・審査(必要に応じて)

      → 必要があれば立ち合いや追加書類の提出があります。


  6. 許可通知の受け取り

      → 問題なければ許可通知が発行されます。


主な必要書類は次のとおりです。

  • 申請書または届出書(様式は自治体で異なる)

  • 登記簿謄本

  • 公図・地籍図・現況図

  • 転用計画書(利用目的や建築計画を記載)

  • 配置図・案内図・現地写真

  • 使用目的の資料(工事計画書や契約書など)

  • 印鑑証明書、委任状(共有者がいる場合)


実際に多いのは、「必要書類の種類が多すぎて何から手をつけていいかわからない」という声です。

たとえば、登記簿や公図は法務局で取得しないといけない一方、転用計画図はCADなどで図面作成が必要になることも。 


図面ソフトに不慣れな人は、ここで作業がストップしがちです。

時間の目安としては、書類の準備と確認だけでも最低2週間程度はかかることを想定しておきましょう。


2.3 農地転用の自己申請でよくある失敗と解決策

自己申請でありがちな失敗は、次のようなものです。


① 書類の不備で申請が受理されない 

農地転用の書類は細かい点まで正確さが求められます。例えば、地番の記載ミスや、添付図面の縮尺違いなど、些細なミスでも受付を断られます。


  • 対策:書類提出前に、必ず農業委員会で事前相談をし、提出予定の書類を一度確認してもらいましょう。相談だけであれば無料で対応してくれる自治体も多いです。


② 自分の土地が調整区域なのに、届出で済むと思い込んでいた 

手続きの区分(届出か許可か)を間違えると、工事開始後にストップがかかる恐れもあります。


  • 対策:市役所の「都市計画課」で用途地域図を取得し、自分の土地が「市街化区域」か「調整区域」かを確認してから申請準備を始めましょう。


③ 土地改良区や隣地の調整が必要だったことに後から気づく 

とくに農業振興地域に該当する場合や、隣地との境界に不明点がある場合、関係者の承諾が必要となるケースもあります。


  • 対策:現地の土地改良区、農業委員会、隣接地の所有者情報まで早い段階で確認し、必要があれば説明と承諾を得ておきましょう。


④ 書類提出後の問い合わせや追加対応に時間が取れない 

役所からの問い合わせが入ったときにすぐ対応できないと、手続きが保留になってしまいます。


  • 対策:「いつでも対応できる日」を確保したうえで、申請のタイミングを調整しましょう。


農地転用の自己申請は、「できなくはない」が、「思っていたより複雑だった」と感じる人が多いのが実情です。



▶︎3. 農地転用の自己申請で失敗しやすいポイントと対処法



3.1 書類不備や誤記で手続きが止まる

自己申請で最も多いトラブルが、書類の不備や記入ミスです。 


たとえば以下のような失敗がよくあります。


  • 地番や地目を誤記してしまう

  • 押印漏れや添付書類の不足

  • フォーマットを役所指定のものと間違える


これらのミスは、申請のやり直しや審査の遅延につながり、予定していた工事や契約に影響が出ることもあります。

解決策としては、事前に作成するチェックリストと、提出前のダブルチェックが効果的です。


3.2 区域判定ミスで手続きそのものが無効に

農地転用の手続きには、「市街化区域」なら届出、「市街化調整区域」なら許可が必要です。 

この用途地域の判定ミスが手続きを台無しにする原因になります。

とくに市街化調整区域の農地は、申請が非常に厳格で、事前協議を怠ると許可が下りないケースも。


以下のミスが多く見られます。


  • 調整区域なのに届出だけで済ませようとした

  • 隣接地が宅地なので自分の農地も同じと思い込んだ

  • 地元の開発規制を確認しなかった


都市計画課などでの区域確認と、必要に応じた図面・現地確認が必須です。

用途地域の確認を怠ると、申請そのものが「無効扱い」になってしまうので要注意です。


3.3 関係機関との連携ミスが進行を妨げる

農地転用では、農業委員会だけでなく、土地改良区・水利組合・農協などの調整が必要なケースもあります。


次のような見落としが原因で、手続きが滞ることがあります。


  • 排水路の変更に関して改良区の同意が取れていない

  • 周辺農地の影響を考慮していない計画図になっている

  • 水利権がからむために意見聴取が必要だったのに手続き漏れ


これらは、「書類を出せば終わり」ではないという農地転用の特徴でもあります。

早い段階で周辺機関にヒアリングを行い、必要な調整をリスト化しておくことがスムーズな手続きのカギです。


3.4 対策まとめ:チェックリストと相談タイミングの重要性

ここまで紹介した失敗を防ぐために大事なのは、チェックリストと相談のタイミングです。


失敗を防ぐためのポイントはこの3つ

  • 書類準備段階でのリスト化と二重チェック

  • 区域や地域制限の正確な確認

  • 関係機関への事前相談と調整リストの作成


「いざ出そう」と思った時に慌てるのではなく、最初の段階から相談できる窓口を持つことが、スムーズな手続きの最大のコツです。

農地転用の自己申請は「準備8割」が成功の決め手です。事前確認と余裕のあるスケジュールで対応しましょう。



▶︎4. 農地転用の代行サービスを利用するメリットと注意点


4.1 代行を利用するメリットとは

農地転用の手続きは、思っている以上にやることが多く、ミスも起こりやすいです。 

そうした中で、代行サービスを利用する最大のメリットは「手続きのスムーズさと安心感」です。


具体的には以下のような利点があります。


  • 面倒な書類作成を任せられる

  • 役所や関係機関とのやり取りも代行

  • 経験豊富な業者なら審査のポイントを熟知している

  • 計画全体の進行がスムーズになる


とくに市街化調整区域での許可申請は複雑で、自己申請では対応しきれないケースも多いため、プロのサポートが心強いです。

「書類を間違えたらどうしよう…」「役所に行く時間が取れない…」という方にとっては、代行は非常に頼れる選択肢です。


4.2 代行を使う際の注意点と費用感

一方で、代行を使う際にはいくつかの注意点もあります。


よくある注意点

  • 依頼内容が不明確だと追加費用が発生する

  • 業者によって対応範囲が異なる(書類作成だけ・提出まで含むなど)

  • 連絡が取りにくい業者にあたると逆に手間になる


また、気になる費用については、届出のみであれば3〜5万円前後、許可申請では10万円以上かかることもあります(※規模や土地状況によって変動)。


料金だけで決めずに、

  • 実績のある業者か?

  • 対応の柔軟さはあるか?

  • 見積りに追加費用が含まれるか?


などをしっかり確認することが大切です。

安心して任せられる業者選びが、代行を成功させるカギです。


4.3 自己申請と代行、どちらが自分に合うかを見極めよう

自己申請と代行、それぞれに良さがあるため、「どちらが正解か」ではなく「どちらが自分に合うか」を見極めることが大切です。


自己申請が向いている人

  • 手続きに時間をかけられる

  • 自分で情報収集・調査できる

  • 市街化区域など比較的シンプルな案件


代行が向いている人

  • 忙しくて役所に行く時間がない

  • 書類や調整ごとに不安がある

  • 市街化調整区域や複数機関の調整が必要


「時間を節約して安心したい」「なるべく費用を抑えたい」など、自分の優先順位を考えると判断しやすくなります。

農地転用の成功は、「適切な方法を選ぶこと」から始まります。無理せず、必要ならプロに頼ることも選択肢に入れてください。



▶︎5. 農地転用を代行でスムーズに進めるならイット建築研究所合同会社へ


5.1 最短即日対応!柔軟で確実なサポートが魅力

農地転用の手続きをスムーズに進めたい方にとって、「スピード」「柔軟性」「専門性」は欠かせないポイントです。

イット建築研究所合同会社では、最短即日対応のスピード感で、急ぎの申請にも柔軟に対応しています。 


また、必要なときに必要な分だけ依頼できるスタイルのため、部分的な依頼も可能

自社の建築士リソースを効率的に使いたい設計事務所や工務店からも信頼を集めています。


地域密着型で、条例や地域特性にも詳しく、農地転用の実務に精通しているのが大きな強みです。

さらに、各種行政対応(農地転用・開発・消防・風致・がけ条例など)も一括サポートしており、煩雑な手続きを丸ごと任せられます。


5.2 依頼から申請完了までの流れがわかりやすくて安心

イット建築研究所合同会社では、初めて依頼する方にもわかりやすい丁寧なサポート体制が整っています。


依頼の流れは次の通りです。


  1. 【お問い合わせ】電話またはフォームから相談

  2. 【ヒアリング】担当者がご要望を丁寧に確認

  3. 【ご提案・見積もり】現状に合ったプランを提示

  4. 【発注・必要書類の準備】依頼書に基づき資料を準備

  5. 【資料作成・法令チェック】必要図面や申請書類を作成

  6. 【申請提出】書類を各申請先へ提出

  7. 【質疑対応】行政からの確認にも対応

  8. 【納品・精算】副本・電子データの納品、請求書対応


このように、一貫した対応で、安心して任せられる体制が整っています。


5.3 必要なときに必要なだけ頼める柔軟なスタイル

イット建築研究所合同会社の特徴は、「必要なときに、必要な分だけ」頼める柔軟さにあります。


  • 書類作成だけをお願いしたい

  • 一部の調整業務だけ外注したい

  • スピード重視で丸ごと依頼したい


このようなさまざまなニーズに対応できるため、業務量の波に応じて効率よく外注化できます。 

また、申請業務を任せることで、社内スタッフは本来の業務に集中でき、結果として顧客満足度や成約率の向上にもつながります。


農地転用や各種許認可の申請で「こんなとき誰に頼れば…」と迷ったら、まずは一度相談してみる価値アリです。



▶︎6. まとめ|農地転用の自己申請と代行、あなたに合った方法で進めよう


6.1 自己申請と代行、それぞれのケースを整理しよう

農地転用の手続きには、自己申請と代行の2つの方法があります。 

どちらが良いかは人によって異なりますが、選ぶ際には次のようなポイントを整理しておくと判断しやすくなります。


自己申請が向いているケース

  • 自分で役所に行く時間がある

  • 書類作成に慣れている、もしくは抵抗がない

  • 比較的シンプルな案件(市街化区域の届出など)


代行が向いているケース

  • 忙しくて申請に割く時間がない

  • 区域判定や関係機関の調整が難しい

  • 市街化調整区域や複雑な規制に該当する


自分の状況や土地の条件をふまえて、「安心して進められる方」を選ぶのが成功への近道です。


6.2 あなたはどのタイプ?ケース別おすすめスタイル

農地転用は「誰がやるか」よりも「どうやればスムーズか」が大事です。 


以下のように、自分がどのタイプかをチェックしてみてください。

タイプ

状況

おすすめ

Aさん

平日も動ける時間がある/資料収集が得意

自己申請でも問題なし

Bさん

業務が忙しくて手続きに時間を割けない

代行サービスで効率重視

Cさん

調整区域で制度が複雑/初めての申請

専門家に相談しながら進める


時間や手間、リスクを天秤にかけた上で、自分に合ったスタイルを選ぶのが賢い進め方です。


6.3 農地転用の手続きをスムーズに進めたいなら、イット建築研究所合同会社にご相談ください

「農地転用をしたいけど、何から始めたらいいかわからない」

 「自己申請しようと思ったけど不安がある」 

そんな方におすすめしたいのが、イット建築研究所合同会社の代行サポートです。


特徴は次の通り:

  • 必要なときに、必要な分だけ依頼できる柔軟対応

  • 最短即日対応も可能なスピード感

  • 地域に密着した法令調査と小回りの利くサポート

  • 農地転用をはじめ、開発許可や消防・がけ条例なども一括対応可能


敷地調査から書類作成、行政への申請までワンストップで対応してくれるので、手続きに不安を感じている方も安心して任せられます。


また、部分的な業務依頼にも対応しており、図面作成や書類だけの外注も可能。 

建築設計事務所や工務店の業務負担を軽減し、成約率・顧客満足度の向上にもつながります。

スピード・対応力・専門性を兼ね備えたイット建築研究所合同会社なら、農地転用の手続きを安心して進められます。



▶︎農地転用の申請なら、イット建築研究所合同会社にお任せください

農地転用の許可申請や書類作成、行政対応に悩んだら、プロに任せるのがスムーズです。

イット建築研究所合同会社なら、最短即日対応も可能。必要な分だけ柔軟に依頼できるので、負担も最小限。

農地転用や開発許可に関するご相談はお気軽にどうぞ。



 
 
 

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